2010年6月2日水曜日

和風サッカー談議@新宿アリラン

クールビズ初日の6月1日、新宿西口焼き肉アリラン(写真)にて、W杯本戦を展望するサッカー談議を開催いたしました。参加者は、常連のスーパー・ハセ、スーパー・ルーニー、少年サッカーコーチに、今回初参加のダイヤモンドサッカーさん。幹事のスーパー・オーウェンは風邪の為、無念の欠場。
まずは、日本代表の戦績予想。名波の3敗惨敗予想に対し、1勝1敗1 分、1勝2敗と、予想が分かれました。とにかく、カメルーン戦で勝ち点3を奪い、第3戦まで夢をつないで欲しいという意見が大勢。 但し、日本代表の守備力と対戦各国のFWの決定力を考え合わせると、各試合最低1点の失点は覚悟しなければなりません。その中で勝ち点3以上を獲得していく為には、2点乃至3点のゴールをあげる必要があります。FKからの1点は想像できますが、それ以外の得点のイメージがどうしても湧いてこないというのが、共通した意見。つまり、1勝予想は、ウェットな日本人としての期待がこもった和風予想で、この辺りが、金子・木崎のドライな欧州流予想と異なるところです。
次に優勝国予想。何とアルゼンチンとイングランド優勝予想が優勢。オランダを推す声は、オランダが予選グループ1位抜けした場合、低地での対戦が続くというマニアックな分析も。サッカー検定4級の名波は、「3,964の法則」を披歴して、ドイツ優勝の可能性を示唆しながらも、期待を込めてスペインの優勝を予想。(※3,964の法則:W杯で優勝した年を足すと3,964になるという法則。西ドイツ(1974+1990)、アルゼンチン(1978+1986)、ブラジル(1970+1994)。2002年W杯決勝戦直前のミーティングでブラジル代表監督はこの法則に言及し(1962+2002)、自国の優勝を予言し、選手を鼓舞した。その時の直筆ホワイトボードがサッカーミュージアムに保存されている。この法則からすると、2010年の優勝国は、3964-2010=1954年優勝国のドイツ。ちなみに2014年のブラジル開催W杯の優勝国はウルグアイということになり、マラカナンの悲劇が繰り返されることとなる。)また、前年のバロンドール輩出国は優勝できないということで、アルゼンチンの優勝は消え、ユーロ優勝国はW杯で苦戦するというジンクスでスペインも消え、コンフェデ優勝国は本大会で優勝できないとのジンクスでブラジルも消えるとなると、優勝国は、ドイツ、オランダ、イングランドでしょうか。
話は、W杯後に及びます。ジーコ監督以降若手を育ててこなかったツケがここにきて大きく噴き出しています。名波が、金子セミナーで仕入れてきた「サッカー協会の育成システム以降飛び抜けた選手が出てこなくなった」との話を披露すると、サッカーコーチさんが「最近の子供は塾に通うようにサッカーチームにやってくる」と嘆息をつきます。若い世代を育てるのに定評のある元アルゼンチン代表監督ペケルマンがいいのではということで一致。現在、メキシコのクラブチーム監督ということで、戦術的にも日本代表に馴染むのではないかと。
開始3時間を過ぎた辺りで、風邪気味で体調不良の名波と長谷部の足(舌)が止まり、リタイア。後半戦は、W杯終了後の7月に持ちこされました。
(前回のブログに滋賀の師匠Kさんとスーパー・ハセさんから久々のコメントを頂きました。W杯を皆んなで楽しむ為に、このブログがサポーターのフォーラム替わりになればと思います。コメントの投稿は、各ブログの下のコメント・アイコンをクリックし、書き込んで下さい。個人情報の選択欄は、名前を選んでハンドルネームを書き込むか、匿名でも結構です。)

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