2010年6月21日月曜日

ポルトワイン・サッカー

ポルトガルのお酒といえばポルトワイン。ポルト港から出荷される特産の酒精強化ワインで、通常のワインよりアルコール度が高く、その独特のコクのある甘みと相まって極上の酔いを誘います。日本では、かつてはポートワインの名前で、赤玉ポートワインに代表される女性向けのワインというイメージが定着していましたが、ワインブームの中で本物のポルトワインの評価が高まり、今では、高級食後酒の確固たる地位を獲得しています。(代わりに、かつての赤玉ポートワインは、ポルトガル政府の抗議もあり、現在では赤玉スイートワインに商品名を変更しています。)
ポルトワインは、ポルトガルの宝石とも呼ばれていますが、サッカー界の10カラットダイヤモンド、C.ロナウドに率いられたポルトガル代表が、別格のポルトワイン・サッカーを披露してくれました。華麗なパスワークに加え、まるでラグビーのような見事なラインコントロール。甘~いゴールラッシュに舌鼓をうっているうちに、最後はしっかりと酔わされてしまいました。これこそ、21世紀サッカー。デコが戻って、勝ち上がっていって欲しいチームです。
フランスチームの崩壊、岡ちゃんの続投の可能性に言及した日本サッカー協会、などなど、書きたいことは色々ありますが、今日は、ポルトワインの心地良い酔いの中、久々に早めに床に就かせて頂きます。

1 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

滋賀のKです。ポルトワインですか。私はWild Turkey on the rockを舐めながら観戦してました。容赦なく得点するポルトギーに最後は好い加減にしろよと言いたくなる位でした。緒戦の不甲斐なさを忘れたいかのように弾けてしまった感がありました。気の毒な北朝鮮でしたが、アジア4.5枠見直しの好材料にされてしまいそうな内容でした。この試合に隠れてフランス敗退の衝撃的な出来事が小さく扱われてますが、90年台を華麗に演出したフランスサッカーのフェーディングは少々寂しい感もあります。イングランドも場合によってスペインも予選突破が厳しい状況。世界地図が変わりつつあるようです。いよいよデンマーク戦ですね。但し私の中で未だ予選突破するイメージが見えてきません。頑張ってほしいのは山々ですが。