2010年9月28日火曜日

♪バラが咲いた

「♪バラが咲いた バラが咲いた 真っ赤なバラが さびしかった 僕の庭に バラが咲いた」は1966年に大ヒットしたマイク真木の名曲ですが、剪定されてさびしくなっていた公園のバラの木に白い花が咲きました。秋の訪れを待ちわびていたように、涼しさの到来とともに蕾を開きました。小振りで愛らしい姿は心を和ませてくれますし、瑞々しく無垢な白い花びらは明日への希望を感じさせてくれます。
ドイツでは、日本発の青いバラが花を咲かせています。香川真司21歳。2009年J2の得点王。セレッソ大阪モリシ(森島寛晃)から後継に指名され、背番号8を引き継いだ男です。A代表に召集された最初の平成生まれでもあります。南アW杯には、代表選考から漏れ、サポートメンバーとして同行し、ピッチに立つことはありませんでした。その悔しさを胸に、2010年7月1日、ドイツ・ブンデスリーガ第1部ボルシア・ドルトムントに完全移籍。ブンデスリーガで6試合4ゴールは見事な成績です。欧州デビュー2ヶ月で既にACミラン、インテル、ユベントス等セリアAの強豪チームが興味を示しているとの報道もあります。来週には凱旋帰国。メッシとの対戦が楽しみです。また、代表の背番号は11のままなのかも注目されます。出来れば10番をつけて欲しいのですが、モリシからシャイな性格も引き継いでいる香川クンのことですから、10番は「オレ様」本田クンに譲ってしまいそうな予感も。
身長172cmの文字通り小さなバラですが、和製イニエスタを目指して、大きく花開いて欲しいと願っています。

2010年9月18日土曜日

夢はW杯出場

写真は、代表監督選びで一躍有名になった原博実JFA技術委員長です。現役時代はFWとして活躍し、代表Aマッチでの37ゴールは歴代3位の記録です。そのヘディングの強さから「アジアの核弾頭」と呼ばれていました。実は、今日、FC東京の事務所にお邪魔した際、その応接室でお会いした・・・訳ではなく、応接間に飾ってあった写真を携帯で撮影させて頂きました。「ゴールをもっと決めろ!」いかにも攻撃サッカーを標榜する原さんらしい言葉です。
今日、FC東京の事務所をお邪魔したのは、事務所に隣接したグラウンドで開催された養護施設の小学生向けサッカースクールをボランティアとしてお手伝いする為です。年2回程開催され、毎回40-50名の子供たちがやってきます。高学年の子供たちになると結構上手な子が多く、とても太刀打ち出来ないので、いつも1-2年生の子供たちのクラスをお手伝いさせてもらっています。スクールメニューもサッカーというよりは、ボールを使った運動といった感じです。ただ、すぐ飽きてしまう子がいたり、転んで泣きだしてしまう子がいたり、どうしても馴染めない子がいたり、喧嘩を始める子がいたり、FC東京のスクールコーチも大変です。喧嘩をしている子の両方から「どっちが悪かったんだ」と理由を聞いて、「うん、どっちも悪い。両方とも謝んなきゃな」「どっちが先に謝るか競争だ」といったコーチの子供の接し方には、いつも感心させられます。
今回なついてくれた子はソウタ君、1年生。足でのボール扱いが苦手で、すぐ「オレ、キーパー」といってゴールにへばりつきます。がんばり屋でもあります。シュートをお腹で受けて、泣きそうになりながらも、「キーパー、ナイスセーブ」の声をかけると、ぐっと涙をこらえて、はにかみます。決して、はしゃぐことがなく、いつも、うつむいている、そんな子でした。幼いながらも、耐えること、目立たぬことを知恵として身につけている子供でした。「ソウタ、大人になったら、何になるんだ」と尋ねたら、暫く考えて、「W杯に出る」と答えてくれました。そして、「でも、W杯に出れるかな」と下を向いたまま、すかさず付け加えます。肩に手を置いて「ソウタがW杯に出たら、応援に行くからな」。今度はまぶしそうに上を向いて、ニコッと笑顔を浮かべながら「うん」とうなづいてくれました。
日本代表のW杯での活躍は、色々なところでに夢を芽生えさせています。

2010年9月15日水曜日

薔薇の塔 - 明治の画家達の夢見たもの

以前のブログで薔薇の剪定につき書きましたが、同じ公園で、今度は薔薇の塔(写真)が出現しました。近隣の花屋が製作した生花の薔薇によるモニュメントです。夏枯れでかなり色褪せていた公園に、文字通り華やかな輝きを発しています。ピンク系の花の塔を色とりどりの薔薇の花が囲み、良くできたモニュメントではありますが、剪定された薔薇の茎の切り口との取合せは、何か居心地の悪さを感じずにはいられません。また、自然の美と人工の美の対比をつきつけている感もあります。
この公園は、丸の内の三菱一号館美術館の中庭です。煉瓦造りの三菱一号館は、明治時代に建造された丸の内の最初の西洋建築によるオフィスビルを復元したものです。現在の公園は、当時はオフィスビルのパティオだったわけで、背広に山高帽姿の明治のビジネスマンたちが憩っていたのでしょう。
現在、三菱一号館美術館では、「三菱が夢見た美術館」と題して、岩崎家と三菱グループのコレクションの展覧会が開催されています。明治中期から昭和初期の日本の代表的洋画家の作品やモネやルノワールなどの印象派の絵画を観賞することが出来ます。日本の近代画家達の作品からは、強烈な西洋絵画への憧憬の香りが漂っています。モネの作品と見紛うばかりの黒田清輝の「春の名残」。藤島武二の「日の出(海)」は明らかにモネの「日の出・印象」に挑んだ作品でしょう。ルノアールの「パリスの審判」とそれを直接模写した梅原龍三郎の作品を並べて展示しているのは、本展覧会最大の見所だといえます。日本の近代洋画家たちも、ひたすら「坂の上の雲」を望みながら、近代化の道を疾走していたのでしょう。一方で、欧州の画壇では、日本の浮世絵などに心酔するジャポニスムが印象派に大きな影響を与えていたわけです。歴史の皮肉といえるかもしれません。
薔薇の塔は、やがて朽ち果て、剪定された薔薇の木からは、やがて新たな蕾が芽吹いてくることになります。ようやく、秋風が吹いてきました。

2010年9月11日土曜日

グアテマラ戦 - 新たなステージへ

グアテマラ戦にも勝利し、新生日本代表、まずは順調な滑出しです。それにしても、この時期の中南米諸国3連戦。パラグアイはW杯決勝トーナメントの再現ということで、大いに盛り上がるマッチメークであり、強豪アルゼンチンとの対戦も大ヒットだと思います。その狭間でのグアテマラ戦。W杯出場経験の無いFIFAランキング119位。「何故?」の疑問が浮かびます。この3ヶ国に共通するのは、いずれもFIFAの理事を送り出している国だということです。日本が立候補している2022年W杯開催国は12月2日に32名のFIFA理事の投票で決定されます。今回の一連の親善試合は、中南米3ヶ国理事に対する投票前の「最後のお願い」であり、誘致活動の一環といえる訳です。こんな政治的な動きが出来るようになったのも、日本サッカー界の成長の証かもしれません。日本サッカー界は、サッカー先進国の仲間入りという新しいステージに入りつつあります。
写真は、グアテマラ戦のワンシーンです。「11番の似合わない香川(写真右)に10番をつけさせたい」と前のブログに書込みましたが、本田(写真左)が10番をつけたいと名乗りを挙げたそうです。木村‐ラモス‐名波‐中山‐中村という日本代表10番の系譜を引継ぐのは、香川か本田か、アルゼンチン戦ではっきりしそうです。10番が一挙に若返り、代表も新しいステージに突入しました。
新生代表で確実にアピールしたのは、香川、長友、細貝、森本といったところでしょうか。最もアピール度が高かったのは、実は、原代行監督ではなかったかとも思います。中心選手に故障の相次ぐ中、残った手駒での見事な采配でした。ザッケローニ監督が何らかの理由で短命に終わった場合には、野球に続いて原ジャパンがあり得るのではないかと思います。本人が一番その気になっているかもしれません。

2010年9月6日月曜日

FIFA 南アW杯 Technical Report

FIFAの南アW杯テクニカルレポートがリリースされました。一部内容については、共同通信社の配信で各紙で紹介されましたが、原本がFIFAのホームページからダウンロード出来ますので、日本に関する部分を中心に拾い読みしてみました。
まず、日本に関する部分。日本の長所を、①優れたライン間の連携、②統制の取れた組織的な守備、③攻守の切替えの速さ、④プレッシャー下での安定したボールキープ力、⑤俊敏性、⑥チーム・スピリット、⑦優れたフリーキッカー、と評価しています。傑出した選手として、松井(優れたドリブラー)、本田(危険なアタッカー)、中澤(空中戦での強さと広い視野)の3名が挙げられています。
日本のフォーメーションは、守備的MFがバックラインの前でプレーする4-3-3と分析し、ボールを失うと、ウイングプレーヤーが守備に戻り、9人での守備ブロックを形成するとしています(1トップ、9バック?!)。また、日本は、ドイツ、スペイン、オランダ、ブラジル、ガーナ、アルゼンチンと並んで、攻守の切替えが早く、正確でタイミングの良いラストパスを通すことのできるカウンター攻撃に秀でたチームとして紹介されています。と、持ち上げている一方、各ゲームの戦評では、決勝トーナメントの日本対パラグアイ戦は、両チームともリスクを取らない試合運びでスコアレスドローは当然の帰結と手厳しく断定しています。
今大会の戦術分析においては、どのチームもコンパクトなディフェンスで、強敵に対してもプレスをかけていたと述べています。しばしば、ボールの後ろに8~9人のディフェンダーが守っているケースがあり、このような守備に対しては、その裏をつくのは極めて困難であるとしています。したがって、ドリブルなどを絡めた両サイドをつく攻めが必要であり、クロスもハイクロスではなく、後方から走り込んでくるプレーヤーへのグラウンダーでのクロスが有効だったとしています。また、前線からの守備も重要であり、これが、素早い攻守の切替えを可能にすると分析しています。
フォーメーションに関しては、4-4-2が主流で、3バックはニュージーランド、アルジェリア、チリの3チームのみとしています。(北朝鮮も3バックだったはず・・・と、レポートの北朝鮮のフォーメーションを確認してみると、何と5バックで、論外扱い?)
今大会のトレンドとして、以下が挙げられていました。①若手の躍進、②ドリブルが出来、1対1に秀でたプレーヤーの重用、③ペナルティエリア付近での慎重な守備(ペナルティエリア付近でファウルを犯さない守備。各チームともFKのスペシャリストを有しており、ファウルはゴールに直結するとして、デンマーク戦での本田と遠藤のFKからの連続得点を例に挙げています)、④前線からのプレス、⑤フレキシブルな守備陣形の変更、⑥前方へのパス(横パスやバックパスを使わず、前方へのフィードが基本)、⑦早い攻守の切替え、⑧ピッチの各所でのユニットの組成、⑨状況に応じての戦術の変更。
トレンドの総括は、日本代表にとっては、直面している課題でもあります。ザッケローニ体制の下、ひとつひとつクリアしていって欲しいものです。さて、明日は、新生ジャパンの第2戦グアテマラ戦です。香川が好調を持続して、乾とのコンビでC大阪のホーム、長居スタジアムに錦を飾ることが出来るか楽しみです。

2010年9月4日土曜日

パラグアイ戦 - リベンジ無き勝利

W杯のリベンジマッチと銘打たれて開催された新生日本代表の親善試合初戦。1-0の勝利でリベンジを果たしたといいたいところですが、ゲームを支配し、決定機を多く作っていたのはむしろパラグアイ。シンプルに前につなぐパスで日本の守備網の僅かな隙間を的確についていました。日本が手間暇掛けたパスを繋ぎながらも、ちっとも前に進まず、バイタルエリアに侵入するのに苦労していたのに対し、パラグアイは、わずか2本、3本のシンプルな前へのパスで確実にシュートに持ち込みます。パアグアイのコンディションが万全であれば、勝敗も逆になっていたと思います。「リベンジした」というには、ちょっと躊躇される内容でした。
その中で、確実にリベンジを果たしたのは、香川でした。W杯メンバー落ちの悔しさを、ピッチ上の躍動で十分に晴らしていました。岡田ジャパンの頃のピッチ上でどこかオドオドしていた面影はなく、自信に溢れ、確実にチームをリードしていました。ただ、背番号11には違和感を感じました。俊輔が代表引退を表明している中、代表の10番を引き継がせてもいいのではないでしょうか。細貝という新星も輝き、新生ジャパンは、まずは上々の滑り出しでした。原代行監督も無難な采配でしたが、最後の内田に替えて槙野の投入は、選手の名前の呼び間違えによるものでしょう(駒野を呼ぶつもりで、槙野を呼んでしまった)。選手達がフォーメーション変更にあたふたしていました。その直後、慌てて、香川に替えて駒野投入。駒野をリベンジのピッチに送り出してあげようという温情采配は、試合前から考えていたのでしょうが、原さんらしいおっちょこちょい振りでした。

白地に赤く - 日本らしいサッカー

「♪白地に赤く 日の丸染めて ああ美しい 日本の旗は」
国粋主義とは無縁ですが、日の丸は本当に美しい意匠だと思います。白地に赤い円を描いただけの極めてシンプルなデザインに、仁と義という日本人の精神性が見事に表現されています。
日の丸は、熱い想いを内に秘めていることを表し、円は「和」を表現しています。まさに日本代表のメンタリティそのものでしょう。深紅を尊びながら、赤がこれ程似合わない国民はいないのではないでしょうか。お隣の韓国代表が赤いユニフォームで、燃える赤そのもののサッカーを繰り広げるのに対し、我が日本代表は青いユニフォームで静かに炎を燃やすプレースタイルです。「和を以て尊しとなす」という聖徳太子の言葉を引用するまでもなく、「和」は日本人の精神性の重要なキーワードです。「個」より、やはり、「和」なのです。
チームスポーツでは、高校野球により強く日本人のメンタリティが表れているように思えます。好チームとして評価されるのは、好投手を擁し、固い守備で、単打とバントでコツコツと点を重ねるチーム。いわゆる、鍛えられたチームです。1死3塁の場面ではホームランよりスクイズが好まれ、12対10の乱打戦よりは2-1の緊迫した投手戦の方が好まれるのです。メジャーの力対力の勝負に憧れながらもスモールベースボールという言葉にむしろ愛着と誇りを覚えてしまう。サッカーでも、攻撃的サッカーに憧れながらも、実は体を張った守りに痺れてしまい、耐えて耐えて守ってからのスピードに乗ったカウンターに堪らなく快感を感じてしまう。力道山のプロレス以来、耐えて耐えて守勢からの一瞬の反撃(例えば、吉村道明の回転エビ固めやアントニオ猪木の卍固め)が、日本人の好む勝負スタイルではないかと思うのです。
更に、チームワーク重視のプレースタイル。日本代表の規律性の高さは常々引合いに出されますが、南アW杯では、日本代表の献身的なプレー姿勢が高く評価されました。「個」より「和」を重視し、自己犠牲に美徳を見出す国民性は、平成の世になっても若い世代にまで受け継がれています。また、「柔よく剛を制す」の国技柔道の精神には、日本人のスポーツ観が適切に表現されています。組織を重視し、技を志向する日本人に向いたサッカーということになると、「人が動き、ボールも動く、コレクティブなパスサッカー」ということになります。正に、オシムが提唱したサッカーの日本化であり、岡田監督が目指したコンセプトです。ただ、そこに「スペインのような」とか「攻撃的サッカー」という異質の概念が紛れ込んでしまったところに、岡田ジャパンのチームコンセプトの変質が生じてしまったのだと思います。
組織力と技のパスサッカーを展開する為には、まずは、献身的な守備でボールを奪い、確実に攻撃の起点に繋げていく必要があります。守備的な戦いでの歯痒さはあったものの、岡田ジャパンの南アでの戦い方は、日本的な守備とは何かとの問いに「献身」という解を与えてくれたことで、大きな意義があったと思います。2日に公表されたFIFAの南アW杯総括報告書の日本代表の評価は、多少持ち上げ気味ながらも、日本の長所として「組織的な守備」「重圧下での安定した球さばき」「素晴らしいチーム精神」を挙げるなど、的確に分析をしています。イタリア人のザッケローニ監督がFIFAの分析を創り自らの眼で確かめ、アズーリとサムライブルーをどう混ぜ合わせて新たなジャパンブルーのカラーを出していくのか楽しみではあります。
日の丸の2番の歌詞は「♪青空高く 日の丸揚げて」で始まります。ブルーのユニフォームに映えて躍動する日の丸を期待しましょう。とりあえず、今日は、その第1歩のパラグアイ戦です。

2010年9月1日水曜日

アルベルト・ザッケローニ - 10年前のニューウェーブ

日本代表監督が漸く決まりました。お盆前に仕上げるつもりだった夏休みの宿題が、何とか夏休み最終日に間に合ったという感じでしょうか。ザッケローニ(写真)というと、セリアAファンにとっては、カテナチオのイタリアサッカーに3-4-3の攻撃的サッカーを持ち込んで、ACミランを優勝させた監督というのが強烈な印象となっているようです。10年前のACミラン監督当時は、新世代のホープとしてもてはやされましたが、その後のラツィオ、インテル、トリノ、ユベントスの実績は必ずしも華々しいものではありません。また、協会が条件としていた「代表監督や海外での監督経験を有し、異文化や言葉への対応力を有する人物」という点では、セリアA監督の経験のみ、欧州CLでも1次リーグ敗退という実績からすると、必ずしも条件に合致していません。トリノ時代に大黒を指導したということで、日本を理解しているというのもコジツケの感があります。
最終的に絞られた3名の候補者の他の2名というのが、ケイロスとペケルマンというビッグネームであったらしいということを考え合わせると、交渉に難航していた協会が、失業中で売り込んできた「昔の名前」のザッケローニに飛びついたというのが真相かもしれません。単年度契約で毎年見直しというところに、協会としての若干の躊躇が見え隠れします。もっとも、この単年度契約は、欧州のビッグクラブからのオファーの可能性を想定してのザッケローニ側からの要望でもあったようです。ということで、ザッケローニがブラジル大会まで指揮を取るかどうかは不透明。協会としては、今回の経験を糧に今後とも監督候補リストをアップデートし、監督交代の事態に備えておくことが必要となりそうです。
ネガティブな取越し苦労的な話ばかりしてしまいましたが、何と言ってもセリアAのBig3の監督を歴任した実績はあなどれません。時代遅れといわれようが、3バックを駆使する戦術も見ものです。3-4-3の布陣で守備を固めつつ、長友・内田のSBコンビをSHとして高い位置に上げ、守備の負担を軽減しながら、新生ジャパンの両翼にしていくというのは、アリではないかと。とにかく、今のうちは、大いに期待を膨らませましょう。