2008年10月26日日曜日

石田三成・・・歴史のIF




上の写真は、関ヶ原合戦まつりの石田三成軍団です。三成役は「義の人」がテーマでしたが、いかにも一徹そうな雰囲気をかもし出し、なかなかの適役でした。三成の旗印は「大一大万大吉」。縁起の良い言葉が並んでいますが、「大とは天下を意味し、天下のもとで一人が万民のために、万民が一人のために尽くせば、すべての人が吉(幸福)となり、太平の世が訪れる」という意味だそうです。小早川が寝返らずに、三成率いる西軍が勝っていたら、どんな治世となっていたか興味のあるところです。ただ、九州に島津、四国に長宗我部、中国には毛利、上方・東海を三成が治め、信濃・甲斐から関東にかけて真田、東北に上杉という群雄が割拠し、結局は戦国時代に逆戻りし、三成の望んだ太平の世はこなかったかもしれません。全国大学キャンパス巡りが趣味で、歴史に造詣の深いKさん(今回の旅の企画者)曰く、「それよりも、本能寺の変がなく、織田信長が生きていたら、日本は変わっていたでしょうね。国際的な視野をもった革命児織田信長が、徳川・豊臣・前田・明智などの優秀な武将を駆って、第二のチンギスハンになっていた可能性があるんじゃないですか?少なくとも東南アジアまで版図を広げていた可能性はありますね」歴史にIFはありませんが、徳川264年の歴史の中で染み付いた日本人の島国根性が変わっていたことだけは確かかもしれません。(下の写真は、名波ジャパン10の携帯電話です。ジュビロ7番の携帯クリーナー、坂本龍馬のフィギュアに今回「大一大万大吉」の蒔絵シールが加わりました)

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