工場長が昔勤めていた旧ソ連の電子企業にVTRを開発せよとの国の命令が下り、日本製VTRを手に入れて技術者総掛りでそのコピーを製作したことがあったそうです。彼は、中心部分のICの解析・複製を担当し、かなり苦労したとのことです。「一から独自に開発した方がかえって早いのに、あくまで外国製品のコピーにこだわるのがロシア人だ。だから、ロシアはあれだけの大国なのに、いまだに独自のブランド製品がない」とのこと。なるほど・・。「サッカーの選手時代は、ウラジオストックまで遠征し、着いた翌日時差ボケのまま試合をして、そのまま帰ってきたり、大変だった。ただ、スポーツの代表選手になって遠征することだけが、地元を離れて旅行する唯一のチャンスだったので、何とか代表選手になろうと頑張った」そうです。旧ソ連時代の苦労話・恨み節は際限なく、だからこそ今の自由と平和を大事にしたいということなのでしょう。リトアニア魂を感じました。(写真は工場のエントランス)
2008年10月8日水曜日
リトアニア魂
工場長が昔勤めていた旧ソ連の電子企業にVTRを開発せよとの国の命令が下り、日本製VTRを手に入れて技術者総掛りでそのコピーを製作したことがあったそうです。彼は、中心部分のICの解析・複製を担当し、かなり苦労したとのことです。「一から独自に開発した方がかえって早いのに、あくまで外国製品のコピーにこだわるのがロシア人だ。だから、ロシアはあれだけの大国なのに、いまだに独自のブランド製品がない」とのこと。なるほど・・。「サッカーの選手時代は、ウラジオストックまで遠征し、着いた翌日時差ボケのまま試合をして、そのまま帰ってきたり、大変だった。ただ、スポーツの代表選手になって遠征することだけが、地元を離れて旅行する唯一のチャンスだったので、何とか代表選手になろうと頑張った」そうです。旧ソ連時代の苦労話・恨み節は際限なく、だからこそ今の自由と平和を大事にしたいということなのでしょう。リトアニア魂を感じました。(写真は工場のエントランス)
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