2008年9月21日日曜日

バックスタンドの空耳 No.5



日本では、谷亮子の準決勝の不可解な判定を冷静に受け止めているのでしょうか。インターネットのニュース記事を読む限りでは、判定を大きく取り上げていないし、谷亮子自身もサバサバしたコメントを出しているように思えます。チャンピオンである以上、格下に組み手争いを続けるような消極的姿勢を取ってはならないということでしょうか。堂々と胸を貸して、横綱相撲を取れと。でも、単に判定をするだけではなく、試合を作っていくのもレフリーの仕事。少なくともあのレフリングは問題だと思います。今日のナイジェリア戦のレフリー、レベルが高いことを期待します。・・・・・と思っていたら、レフリーはイランとイラク、この組合せはヒット。世界はひとつ。イランのレフリー、期待通り、アジア代表として頑張ってくれました。でも、レフリーの後押し、ナイジェリアの再三のシュートミスに助けられても勝ちきれないのが、日本代表。日本らしさを十分発揮した結果がこの得点差以上の惨敗であることを認めざるを得ないのではないでしょうか。 総括は次回に譲るとして、バックスタンドのそら耳ネタをいくつかご報告させて頂きます。その1。同じツアーに細貝ご夫妻という感じのいいお二人がいらっしゃいました。ナイジェリア戦から息子さんがお二人合流されるということでした。朝ロビーで紹介された息子さんの一人が細貝萌!ベンチ外だとしてもツアー参加はないでしょうと思っていたら、何と細貝萌の双子のご兄弟。ご家族が一緒のツアーというだけで、情が移ってしまうもので、背番号2番のプレーは、ついつい贔屓目にみてしまいました。それにしても先発で無難なプレー、正直ホッとしました。その2。今回の最終聖火ランナーの李寧のスポーツショップが繁華街のアディダスショップの2軒隣にありました。ナイキのロゴマークをポキッと折ったようなロゴマークの上に、大きく「Anything is Possible」のキャッチコピー。世界のアディダスの目の前であまりにも堂々としたパクリ。確かにキャッチコピーを地でいっています。その3。ナイジェリア戦の会場は米国戦に続き、天津オリンピック競技場。このスタジアムは日本の設計、地元企業の施工とのこと。確かにデザインは斬新で、とても観戦し易いスタジアムでした。後半途中から降り出した雨は最後はあの五輪直前のアルゼンチン戦並みの激しい雨に。幸い屋根の下の席だったので、問題がないはずだったのが、暫くすると階段通路を挟んで隣のブロックの席に滝のような雨が降り注ぎ、一斉に避難。屋根の継ぎ目からの雨漏りで、設計上のミスか、施工上の手抜きか?その4。ナイジェリアの応援団は本来持込が禁止されているはずの太鼓と鳴り物を持ち込んでの派手な応援。指定シートでの応援に飽き足らず、スタジアムの通路を半周しての応援。さすがに会場警備団に囲まれて小競り合い。それでも、警備団に囲まれながら、解散することなく集団での応援を続行。この逞しさは、日本人には絶対に真似できません。ナイジェリアサポーターとは、試合終了後に日の丸と「ブルーの誇りをみせつけよう」の応援旗をナイジェリア国旗と交換。その際の彼らの底抜けの明るさは真似できるものではないし、これをサッカーにあてはめると、乗り越えようも無いフィジカルの差なんだろうかと痛感しました。 最終号に続く・・・。 - 8月8日 (険しい表情の反町監督は、反町信者S女史撮影)

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