2008年9月18日木曜日

バックスタンドのそら耳 No.4 

皆さん、お仕事ご苦労様です。今日は、敗戦の重い気分を引きずりながら、万里の長城と紫禁城の観光です。 観戦のこぼれ話をいくつか。
その1 選手交替の際の大型ビジョンの表示。「Japan15号 Morimoto下、Japan09号 Toyoda上。」なんとなく納得しました。
その2 中国の観客。アジア大会などでTVでは見ていましたが、アンチ日本はかなりのものです。前半の決定機、いち早く雄たけびとともに立ち上がる日本人観客。シュートがゴールからそれて、ワンテンポ遅れて、どっと沸く回りの中国人観客。力なく腰をおろす日本人観客。これが3回続くとつらいものがありました。中国絡みじゃないのに、スタンドが8割がた埋まりました。地元の家族連れが多いのが目立ちました。帰り道、「日本が負けて気持ちが良かったな、ボウズ」「そうだね、父ちゃん。すっきりしたよ」なんて会話がかわされていると思うと、とほほ・・です。
その3 売店。スタジアムの売店で飲み物を買おうとして並んでいると全く列が動きません。列の最前列での割込みが堂々とまかり通って、最前列が入れ替わっているだけで、列が全く機能していないのです。
その4 スマイル。中国は20年振りですが、ファッションもあか抜けており、日本の大久保辺りと何ら変わりません。ただ、なんとなく違和感を感じたのは、スマイルの少なさ。接待中心(Hospitality Centerの中国語訳)のお姉さんと写真を撮ってもらったのですが、表情が硬い。オリンピックを通じて、スマイルの重要さを学んでもらえればと願うばかりです。まあ、逆に日本人の意味不明の微笑は、彼らにとって不気味に映るのでしょうが・・・。
最後にサッカーの話題。清水東の後輩、ウッチーの活躍は見事でした。彼は「外国語をしゃべり、外国の食事をするのは面倒くさい」とかで、海外移籍は全然考えていないとのことですが、今のうちに海外でもまれて、大きく成長して欲しいものです。 -8月7日 (写真はS女史撮影の「うなだれる谷口、うつろな眼のウッチー」)

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