2008年9月18日木曜日

バックスタンドのそら耳 No.3

こんばんわ。XXです。 初戦米国戦。3対1の快勝でした。前半25分過ぎから森重、本田、谷口と立続けに3連続得点。米国の反撃を1点に抑え、特に後半は3トップの奇策で米国のDF陣をかき回し、終始ゲームを支配しての危なげない勝利・・・のはずでした。残酷な現実への引込み線へのポイント切替えとなってしまったのは、「決定力不足」の5文字。最後の仕上げのシュートで冷静になれないというより、考えずに反応のみでシュートを打てないのが日本人の致命的な欠点。クラマーさんの時代からなんら改善されていません。この現実と真剣に向き合わねば、ジャパンの成長はないかもしれません。 天津の気温は34度、湿度は50%と表示されていましたが、水滴が空中に漂い、空気がべっとりとまとわりついてくるような感じです。更に、スモッグの霞は新設のスタジアムの中まで入り込んでおり、選手たちにとってはかなりつらいコンディションだったと思います。4万人近い観客を飲み込んだ会場は完全にアウェイ状態。対日感情の悪さを肌で感じました。 森本のワントップに谷口のシャドーという作戦そのものは悪くなかったと思います。センターにDFの意識を集中させ、薄くなった右サイドを内田・本田で切り裂いた攻撃は見事でした。ただ、森本の出来は最悪。ボールを追いかけるのではなく、ボールに追いかけさせるのが仕事のはず。オフサイド・ゼロはむしろ恥じるべき。いずれにせよ、森本だけでなく、全体に硬すぎました。これが初戦のプレッシャーというものでしょうか。この点は米国も一緒でしたが・・・。それと、前半、守備を固めつつも先取点奪取を目指すという反町采配は、ボランチのあがりの少なさをみるにつけ、意思統一に欠けていた感があります。ナイジェリア戦は、勝つしかなくなりました。日本らしいサッカーを展開して、結果として勝利がついてきて欲しいものです。 ところで、今回の観戦席は、前半「ウッチー」サイドのコーナー延長線上。つまり、米国の1点、日本の幻の3点すべて目の前という最高のポジションでした。スパサカの加藤未央(実は本物でした)とは席が離れていましたが、きっちりツーショットの写真はゲット致しました。シドニーの白石美帆に続いて、コレクションが1枚増えました。スパサカの放映は8月16日とのことです。 - 8月8日 (結局、企画はボツ、放映されず、でした。写真は米国戦後、「残念でしたっ」とうなだれる加藤未央)



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