2008年9月26日金曜日

イメージするということ

前回に引き続いてスーパー陸上ネタです。
澤野大地選手は、助走に入る前に、右手人差し指を立てて胸の前に置き、ゆっくりと上昇させ、天を指す動作を行います。(写真)伸び上がった人差し指は最頂点で一旦静止し、またゆっくりと降りてきます。きっと、跳躍し、バーをクリアする瞬間をイメージしているのだと思います。スポーツのみならず、結果をイメージすることは大事です。 イメージする以上の成功は起こり得ません。いかに具体的にゴール(目標達成)の瞬間とその過程をイメージ出来るかが、成功の80%程度の比重を占めているのではないでしょうか。
サッカーでもイマジネーションという言葉が用いられます。自由な発想・奔放な発想は、日本人の苦手とするところですが、イメージすること(想像力)そのものも、バーチャルリアリティの氾濫する中で失われつつあるのではないかと危惧しています。イメージの共有は、チームプレーのベースです。イマジネーション溢れるプレーまでは望みません。まずは、イメージの共有を。ジャパンブルー(日本代表)を目指す若者に言いたい、「漫画とTVゲームを捨てて、村上春樹を読め!」

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