2011年6月26日日曜日

Project Tohokny - プロローグ

夏の山登りプロジェクトは、上高地「中の湯」に泊まって、焼岳に登る計画でしたが、前々日になって土砂崩れで上高地への交通が途絶したとのニュースが。N隊長が温泉宿に連絡を取ろうとしても、電話は不通の状況。通常であれば「やむなく中止」の連絡メールが発信されるところですが、氷のような沈着冷静さと炎のような執念を兼ね備えたN隊長からの指令は「予定通り、7時ちょうどのスーパーあずさ1号に乗車せよ」。夏のプロジェクトは、「秘湯を守る会の温泉宿」に、「余りハードでない登山」を掛け合わせ、それに路線バスの運行時刻、梅雨の時期の不安定な気象条件下のバックアッププランを検討要素に加えるという極めて高度な計画策定能力が必要とされるプロジェクトです。N隊長が2ヶ月かけて練り上げた計画が、直前の土砂災害の為に水泡に帰してしまいました。それでも、諦めないのがN隊長です。わずか一日で見事な代替プランを描きあげてきました。6月25日午前7時スーパーあずさ1号の発車のベルとともに、我々の行き先不明のミステリーツアーがスタートしました。(BGM ♪Magical Mystery Tour by Beatles)
ところで、今回のプロジェクトのコンセプトと命名には悩みました。東北への旅は断念したものの、少しでも被災地のことを考えようと、種々の頭文字を組み合わせたTohoknyという造語を作り、東北の被災地に想いを馳せることを今回のプロジェクトのコンセプトとしました。
このコンセプトの下、シェフパTが東北の物産館を巡って集めてきた今回の食材(写真)は、会津産ひとめぼれ、相馬沖産ちりめん、福島名産紅葉漬け、いわき産揚げかま、岩手産いくら、福島産ズッキーニ、会津産タマネギでした。この食材で何が出来るのやら。

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