2010年10月22日金曜日

龍馬外伝 - 弥太郎の宴会5ヶ条①

NHKの龍馬伝も佳境を迎えつつあり、いよいよ夕顔丸での船中八策起草です。高知の蔵元「司牡丹」は龍馬ゆかりの酒蔵として有名ですが、「船中八策」「日本を今一度せんたくいたし申候」「坂竜飛騰」など龍馬にちなんだネーミングの辛口のキレのいい日本酒を造っています。多少辛過ぎるのと、さすがに便乗商法気味なので、敬遠していましたが、先日、吟醸酒「夕顔丸」を飲んでみたところ、土佐のお酒らしくない滑らかな飲み口で、これはお勧めです。また、土佐のお酒でお勧めといえば、亀泉CEL-24(写真)。CEL-24は、新政六号と同じで酵母名がお酒の銘柄となっています。日本酒度-8.5という信じられない甘口で、騙されたと思って飲んでみたところ、これが甘さを感じさせないキレのよさ。フルーティな香りに程よい酸味で、不覚にもはまりました。キンキンに冷やして飲んで下さい。
閑話休題。話を戻して、その龍馬伝。もともとは岩崎弥太郎伝が企画されましたが、一企業グループの創始者を主人公とするのは如何なものかという意見があり、ボツとなりました。しかし、企画を全て捨て去るのは忍びなく、龍馬伝を制作するにあたり、弥太郎を語り部にすることで、弥太郎の生涯も重ね合わせる形としたということです。また、当初は、龍馬暗殺後、弥太郎を中心した話を数回放映するシナリオだったのが、「福山龍馬を最後まで出し続けろ」という視聴者の声があまりに大きく、龍馬暗殺の回を遅らせるようシナリオが書き換えられたという話もあります。
と、閑話休題になっておりませんでしたので、今度こそ、閑話休題。その弥太郎です。甥にあたる小弥太(三菱四代目社長)の訓諭は、三菱商事の企業理念である三綱領として、今の世に引き継がれていますが、三菱の創始者である弥太郎は宴会の心得5ヶ条を残しています。弥太郎のひととなりが窺えますので、紹介させて頂きます。というところで、紙面が尽きて(?)しまったので、本題は次回に。 To be continued......

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