前線にハーフナーとパウリーニョという決定力の高いFWを並べ、しっかり守備を固めてカウンターでゴールを狙うというシンプルな戦い方が、ツボにはまると格上を倒すことになるわけです。また、この戦い方は、攻撃的なチームこそその術中にはまり易く、浦和もまんまとその網に絡め取られてしまいました。
守備に集中を欠いた浦和は前半に3失点。いずれも、パウリーニョのスピードとハーフナーの高さに余りにも淡泊に振り切られての失点でした。最後は、次々と攻撃的選手を投入し、ほとんど2バックで、2-1-7の超攻撃的布陣で攻め立てた浦和ですが、攻撃陣を厚くすれば点を取れるほどサッカーは簡単なスポーツではありません。結局、甲府が逃げ切り、見事なGiant Killing。こんなチームがJリーグを盛り上げます。一方の浦和は、経営赤字転落とともに、リーグ戦も負け数先行の借金生活に。ピンチです。(写真は、ちょっと小さめの甲府ビッグフラッグの下からのショット)
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