2011年4月19日火曜日

それぞれの復興支援

贔屓にしている眼鏡屋さんから、被災地支援のボランティアの話を伺いました。眼鏡を段ボール箱に詰めて、被災地支援目的の通行許可書を取得して、車で被災地に向かったそうです。波打った道路を走り抜けて、漸く辿り着いた避難所には、既に支援物資として眼鏡が届けられていました。しかし、検眼が出来なかった為に、段ボール箱が開梱されずに積まれたままになっていたそうです。久し振りに眼鏡を取り戻して、皆さん、とても喜んでいらっしゃったと、語っておられました。
行きつけの床屋さんは、近くの等々力アリーナに避難されている方の為に、散髪無料の看板を避難所に掲げたそうですが、皆さん遠慮されて、来店者はありませんでした。そこで、避難所に出向いて、無料散髪サービスを実施したそうです。ただ、その為の行政の手続きがかなり煩雑だったとおっしゃっていました。知り合いのお医者さん達も続々現地入り。写真はDr.Steveが現地で撮影してきたものです。友人が目の当たりにした光景だけにTVでの映像以上に胸に迫るものがあります。カラオケ女王K嬢は街頭に立って得意の喉で義援金の呼び掛け。ライダーDr.Kは愛車を駆って被災地入りし、瓦礫撤去のお手伝い。丁度、義援活動でサッカー教室に来ていた岡田前サッカー日本代表監督と避難所で一緒になったそうです。「特別扱いしないでくれ」と言って、避難されている方々と同じ一汁の夕食を取り、シャワーも浴びずに平然とされていた姿に感動したとのレポートを頂きました。
何の取り柄も無い私は、東北のお酒を飲み、飲んだ分の10%を義援金とする自主的復興支援税の導入を開始しております。連休にはもう少し直接的な支援活動が出来ればと思っております。

2 件のコメント:

koba2002 さんのコメント...

Dr.Kです。岡ちゃん、偉い!宮城県の体育館で会いましたが、静かに食し、黙ってワイン6本を、我々ボランティアに差し入れてくれました。

名波ジャパン10 さんのコメント...

日本酒ではなく、ワインというのが、いかにも岡田監督らしい。こだわりのある方で、時として、そのこだわりがサポーターの反感をかっていた。ただ、岡田監督を悪く言うサポーターは殆どいない。滲み出る人柄ゆえでしょうか。