2010年2月2日火曜日

ベネズエラ戦 - 雪ダルマがやってきた

赤道直下のベネズエラから来日した選手たちには、大分の寒さはさぞやこたえたのではないでしょうか。東京は前夜の大雪で、今朝、家の玄関先に雪ダルマ(写真)がやって来ていました。
ベネズエラ戦、雪ダルマだけに、お寒く、手も足も出なかったなどというつもりはありませんし、七転び八起きなどというつもりもありません。
そもそも、この時期の代表戦、コンディションもまだまだですし、試合勘が鈍っているのも当たり前。ましてや、代表への生残りがかかっているとなると、動きは硬くなるし、コンビネーションもままなりません。要は、期待してはいけない試合。それを締まったゲームにしてくれたのは、若いベネズエラ代表の生真面目な頑張りだったと思います。そのベネズエラも後半半ばからはガス欠状態になっていただけに、2点は取って欲しかったというのは、ちょっと酷でしょう。それでも収穫はありました。長友のスピードと強さは、日本の守備に確実に安定をもたらしていますし、平山の前線での存在感が相手の守備を崩すのに意外と有効だということ。CBの攻め上がりの際のボランチとSBのバックアップのオートマティズム。東アジア選手権を通じての仕上がりを期待しましょう。
ところで、先発の中盤のうち憲剛を除く3人、遠藤・稲本・小笠原は、99年ワールドユース準優勝の黄金世代。これに同世代のキャプテン、小野が加われば、まさに黄金のカルテットとなります。こんなちょっと遅めの初夢が現実になってくれませんかね。

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