2010年2月8日月曜日

東アジア選手権 - 岡田監督の苦悩

東アジア選手権初戦中国戦は、スコアレスドロー。文字通り守護神となった楢崎が試合後語ったように「負けが引分けになっただけ」の試合になってしまいました。一方、ライバルの韓国は初戦の硬さもなく、香港に5-0の快勝。これで、自国開催で優勝が至上命令の日本としては、香港、韓国に連勝するしかなくなりました。2つのユニットを試すとともに、香港戦は主力を休ませ、韓国戦には万全の布陣で臨むというプランを岡田監督が維持するのか、放棄するのか、難しい局面になってしまいました。
日本開催の公式戦で優勝するのも大事ですが、あくまで、最終目標はW杯本戦。香港戦はその過程の貴重な1戦でもあります。チームの勝ちパターンを磨いていくことも大事ですが、まだメンバーを固定する時期でもなく、より多くの選手にチャンスを与えるべき時期でもあります。特にディフェンス陣の控え組は試してみる必要がありますし、中国戦ベンチを温めた小笠原にもチャンスを与えたいところです。中国戦と同じ先発陣で香港に確実に勝ちに行くのか、リスクを冒してでも、当初プラン通りガラッとメンバーを入れ替えて臨むのか、岡田監督の決断が楽しみです。個人的には、当初プランを貫く頑固な岡ちゃんを見てみたい気がしますが・・・。

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