2012年3月2日金曜日

Kopi Luwak - サッカー代表戦

インドネシアのコーヒーといえば、トアルコ・トラジャコーヒーが有名です。トラジャコーヒーは、第二次大戦前はオランダ王室御用達に指定されるほど評価の高いコーヒーでしたが、戦後のインドネシアの独立に伴い、オランダ人が去った為、衰退。それを再興させたのが、日本企業キーコーヒーでした。キーコーヒーは「幻のコーヒー、トアルコ・トラジャ」とのキャッチコピーで販売しています。そのトラジャ以上に希少価値が高いのが、コピ・ルアク。ジャコウ猫の糞から採れる未消化のコーヒー豆を焙煎したものです。バリ島のコーヒー農場で試飲する機会に恵まれました。雌のジャコウ猫から採れる豆は平べったくてカフェインが高く、雄のは豆が丸くて味が濃い。左が雌、右が雄から採れたコーヒー。でも、真ん中奥のシャーベット状のアイスコーヒーが一番美味しかったように思います。ちなみに豆のお値段は100g約1万円也!! ジャコウ猫腸内の消化酵素によりコーヒーに独特の香味が加わるといわれており、コーヒー豆の香りはかなり魅惑的でしたが、味の方は多少クエッションでした。
さて、男女日本代表2連戦の29日は、出張先の米国フェニックスにおりました。「日本代表ウズベキスタン戦ライブ中継」と銘打たれたユーストリームをネットで視聴する為に夜中に起きましたが、パブリックビューイングのライブ中継で、ピッチの映像は一切無し。お笑い芸人が画面を眺めながらひたすら「イケー」「惜しい」「危ねえ」と絶叫。さすがにあほらしくて、途中で寝ました。でも、他のゲストが大量点での勝ちを予想する中で、次長課長の河本は、0-1での日本の負けもあり得ると予想しており、ちょっと見直しました。後でYouTubeのハイライトだけみると、日本も決定機を再三作ったものの、ウズベキスタンの絵に描いたようなカウンターに沈んだゲームのようです。香りはそこそこだが、味はイマイチといった試合でした。ただ、これで北朝鮮戦に続き、2連敗。さすがに問題です。一方、なでしこは、先行されながらも、泥臭く逆転勝ち。これが、W杯Best16のチームと世界を制したチームとの違いでしょう。

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