2011年12月15日木曜日

FIFAクラブW杯準決勝 - 御礼10,000アクセス

クラブW杯準決勝柏vsサントス。柏が万が一勝つとしたら、むしろ早い時間に失点し、サントスに余裕を持たせて時間をつぶしながら、終了間際にセットプレーから追いつき、延長戦を守り切ってPK戦、と考えていましたが、サントスのスーパーゴール3連発がその淡い期待を見事に打ち砕きました。ボール支配率、シュート数で上回りながら、個人技、シュートの精度での大きな差。しかし、臆することなく、自らのサッカーで立ち向かうという絶対に勝つ見込みのない戦法で戦った柏はある意味で立派でした。これを隙を見せることなく、確実に突き放したサントスは、さすがに南米王者。ネイマールの1点目(写真)をはじめとし、サントスの3点はいずれも高い個人技からのスーパーゴール。足の裏を使ったフットサルのようなボールの扱いは新時代のサッカーを感じさせました。また、強く印象に残ったのは、攻撃・守備の両面での的確なポジショニング。味方のパスを正確に予感しての走り込み、相手のパスコースを予測しての守備の位置どり。ゲームを支配するのは、ボールの支配率ではなく、オフ・ザ・ボールの動きであることを思い知らされました。
ところで、ふと気がつくと、ブログのアクセスカウンターが5桁となっていました。10,000アクセス突破はおそらく13日(火)と想像されます。2008年9月15日にブログをオープンしてから3年3ヶ月。1日当たり8名強の方に閲覧頂いた計算になります。有難うございました。厚く御礼申し上げます。アクセス履歴をみると、マレーシア、ロシアから定期的にアクセスがあり、イギリス、ドイツ、ウクライナからも閲覧して頂いているようです。インターネットが如何に世界を小さくしたかを身をもって感じます。
第1回のブログ(クリックで閲覧)は、北京オリンピックでの男子サッカーの惨敗を嘆いて、世界との距離がまだまだ遠く、まずはJリーグから盛り上げてサッカー文化を高めていかなければならないと綴っています。その北京五輪惨敗組の主力だった本田、香川、長友、内田、岡崎、吉田、細貝、安田、森本は今や海外に活躍の場を移し、Jリーグ王者柏が南米王者相手に互角の勝負を挑むまでになっています。世界のトップは逃げ水の様になかなかその距離を縮めさせてくれませんが、この3年間日本のサッカーは着実にレベルアップしている様です。

0 件のコメント: