2008年11月16日日曜日

永遠の嘘をついてくれ-その2(拓郎&名波)

反町姫から、10月18日のガンバ大阪戦の写真を頂きました。1-2でスコア的には惜敗ですが、内容的には「かなりヤバかった」ということです。残り3節。柏・鹿島と難敵が続きますが、2試合で残留を決め、最終戦(ホームでの大宮戦)で名波の花道を作ってあげて欲しいものです。
さて、「永遠の嘘をついてくれ」です。中島みゆきが拓郎に贈った曲です。というより、拓郎が中島みゆきに曲作りを依頼した曲です。94年拓郎は紅白歌合戦に初出場しています。その時の心境は判らないものの、決して好調な時期ではなかったはずです。むしろ、落ち込んでいたのだと想像します。この頃、拓郎は中島みゆきの「ファイト!」をステージで歌っています。そして、「もう自分には『ファイト!』のような歌は作れない」と言って、中島みゆきに曲作りを頼んだということです。
中島みゆきは、デビュー前、拓郎の追っかけだったそうです。この「永遠の嘘をついてくれ」には、偉大なシンガーとしての拓郎と一人の人間としての拓郎への中島みゆきの様々な想いが込められているのだと思います。そして、翌年、拓郎は、「全部だきしめて」とともに人気番組のレギュラーという意外な姿で復活を果たします。そこには、何か吹っ切れた拓郎がいました。紅白といえば、2006年の「つま恋」の年末、拓郎は、紅白への出演を辞退しています。我等の拓郎、完全復活です。「♪永遠の嘘をついてくれ 一度は夢を見せてくれた君じゃないか」
「つま恋」のステージで、中島みゆきは歌を歌う以外は一言も言葉を発していません。背筋を伸ばして凛と立ち、視線は観客席に向けられたままでした。そして、拓郎の発した言葉も「中島みゆきっ!」の一言。そして、ステージから去る中島みゆきに、差し伸べられた拓郎の手。握手して、さっと踵を返して、袖に退く中島みゆき。男と女以上の熱い想いを感じました。
レフティ名波も、種明かしをしないまま、颯爽と去っていきます。頑なに左足だけのプレーにこだわり、驚きとファンタジーを見せてくれたレフティ。「有難う」の言葉を贈りたいと思います。

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