2009年2月1日日曜日

拓郎、かぐや姫、ユーミン

昨年末からのノン・ストップの東奔西走が祟ったのか、一昨日の夜から発熱し、丸2日間昏々と眠り続けました。歳と相談しながら、スケジュールをたてろということなのでしょう。
ところで、熱海旅行の「あの頃」しばりのカラオケでは、当然ながら、拓郎、陽水、かぐや姫、ユーミンが登場しました。彼らが同世代だったことが不思議に思えます。陽水が「彼女に会いに行きたいのに、傘が無い」と叫んでいた頃、ユーミンは「曇り空、外に出たくなかった」とつぶやきながら、彼とのデートをすっぽかしてしまっていた訳です。かぐや姫が裸電球の下でキャベツをかじっていた頃、ユーミンはさやえんどうのすじをむきながらチャイニーズスープを作っていました。かくや姫の四畳半フォークに共感を覚えながら、ユーミンのお嬢様感覚に密かに憧れていたものでした。拓郎の「となりの町のお嬢さん」は、ユーミンの「恋人はサンタクロース」に出てくる「となりのおしゃれなお姉さん」と同一人物なんじゃないかと思ったりします。拓郎の叫び、かぐや姫のつぶやき、ユーミンの囁き、全く世界を異にしていますが、時代の息吹きといったものや時代の美学を共有している気がします。そんな風に感じられるのは、リアルタイムで彼らの歌とともに青春を過ごした者の特権でしょうか。とても幸せなことだと思います。
写真は、熱海梅園の8分咲きの梅と澄み渡った青い空です。そういえば梅が出てくる歌ってありませんね。さだまさしの「飛梅」くらいですか?

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