2013年3月2日土曜日

WBCブラジル戦

WBC3連覇を目指す侍ジャパンが初出場のブラジル相手にまさかの苦戦。サッカーとは全く逆の立場の日本代表vsブラジル代表のゲームは、別の意味で趣きのある戦いでもあります。サッカーに比べ、ピッチャー対バッターという個人対個人の要素の強い野球だけに、本来であれば、プロ野球オールスターの日本代表が、アマチュア中心のブラジルに負けるはずはありません。しかも、会場は日本のホーム。むしろ、日本が圧勝して然るべきなのですが、そうならないところが、国際試合の怖さ。ブラジルは、ギリギリまで侍ジャパンを追い込んだのですが、残り2回を守りきることが出来ませんでした。そこが実力の差であり、歴史の差でもあります。サッカーにあてはめると、ブラジルW杯本戦で、開幕戦、ブラジル代表相手にサムライ・ブルーが残り10分まで2-1でリードしていた展開といったところでしょうか。奇跡が起こるかもと期待した瞬間に、同点シュートを決められ、更には、逆転ゴール、ダメ押しゴール・・・。2年後のザック・ジャパンを裏返しに重ね合わせて、ブラジルの善戦にドキドキしながらTV観戦していただけに、何やら複雑な思いで、日本の逆転勝ちを見届けました。予選リーグ序盤で苦戦するというのは、チャンピオンチームの常。侍ジャパンにとっては吉兆かもしれません。

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