2011年11月12日土曜日

北の国から - タジキスタン戦

新潟の反町監督ファン、反町姫から北の国からのメールを頂きました。「新潟は冷たい雨が降る季節になりました。晴れの日がなくなってくるのは、冬が近い証拠です。あっちこちにハクチョウがコシヒカリの落穂を拾いに来ています。アルビ君の姿が見えると『ああ、今年のリーグ戦も仕舞いだ』と思ってしまいます。」(注:アルビ君=白鳥)こんな文章を読むと日本人の繊細な感覚の素晴らしさと日本語の美しさを実感します。日本人であることに感謝する一瞬です。
さて、もうひとつの北の国からの便り、タジキスタン戦。Hub吉祥寺店(写真)で観戦しました。サッカー検定認定証呈示で5%割引という数少ない(唯一の?)特典を受けられるお店です。もっとも、10%割引のクーポン券を配っていましたが・・・。ともあれ、タジク戦。前半は、凸凹のピッチに足を取られて、ラストパスの精度を欠いたり、シュート前のトラップがうまくいかなかったりで、シュートまで持ち込めない苦戦が続きました。それを打開したのが、今野。自陣でのタックルでボールを奪った今野がドリブルで攻め上がって、香川に預け、壁パスをもらう為にペナルティエリアに侵入するも、香川からのパスはマイナス方向で長谷部に。ゆっくりと自陣方向に引き上げる今野が何を思ったか、ペナルティエリアの外で立ち止まっていました。そして、憲剛のシュートシーンに猛然とこぼれ球を狙ってダッシュ。今野代表初ゴールは今野らしからぬリスクを負った攻め上がりからの得点でした。後半の3得点は、タジクの足が完全に止まり、プレスがルーズになったが故。パスやトラップの際の余裕が生まれ、ボールコントロールを修正する時間が出来た為です。最終予選の相手は、こんな余裕を与えてくれないでしょう。もっとも、ロスタイムでの4点目は文句なし。香川→清武→香川→清武→前田→清武→岡崎 Gooooal!!!。相手の選手も思わずみとれてしまうようなダイレクトパスで描かれた美しい幾何学模様。タジキスタンからの便りは抑揚のない多少退屈な文章で綴られていましたが、最後は魅惑的なキスマークXXXXで締めくくられていました。

 

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