2009年12月18日金曜日

W杯戦績予想 - 3位決定戦は放送無し?!

対戦相手が決まり、巷でもW杯戦績予想が始まりました。岡田監督の4強入りという目標公約は民主党のマニフェスト並みにマスコミからは信頼されていないようです。先日行われたTV局間での放映権割振りで、岡田監督の目標設定は全く無視で、3位決定戦放映は見送りということになってしまいました。それはまだしも、フジテレビは、E 組2位とF組1位の決勝戦第1回戦の放映権をあえて放棄して、ブラジル対ポルトガルという予選リーグのカードの放映権を選択しました。確かにサッカーファンとしてはカカvsCロナウドという必見の好カードではありますが、その選択の裏には日本が予選突破する可能性は低いとの計算が働いたのだと思います。マスコミの正直な予想は、ドイツ大会並みの成績といったところなのでしょう。
確かに、組合せはドイツ大会以上に厳しく、代表選手の個々の能力はドイツ大会以下という2元方程式からすると、答えは、ドイツ大会以下=3連敗、予選敗退ということになります。しかし、ここにオシム監督-岡田監督(写真)によって築かれた戦術・組織力という変数が加わると解が異なってくる、というのが代表サポーターの期待です。フランスW杯戦士相馬町田ゼルビア(JFL)新監督の予想は「1勝2分での予選突破」と、私の「1勝1敗1分で予選突破は天運任せ」よりはやや強気。登山・温泉旅行の統率者で森林インストラクターのN隊長は、「3分けの勝ち点3」そして「オランダが2勝1分で、日本は2位で予選突破」という大胆予想(?)を打ち出しています。3分けでの予選突破を果たしたチームは過去4チーム。3分けで涙を呑んだのは4チーム。予選突破確率は50%です。82年スペイン大会で、イタリアは、カメルーンと3分の勝ち点3で並び、予選敗退の危機でしたが、得点差1点差で辛うじて救われ、その後、快進撃で見事優勝を果たしています。1990年イタリア大会では、アイルランドがオランダと3分けの勝ち点3で並び、得点・失点も同じで、結局抽選で予選通過を決めています。アイルランドは決勝トーナメントでもルーマニア相手にスコアレスドローを演じ、PK戦で勝ち抜け、ベスト8となっています。「3分けでの予選突破、そして、ベスト4」というのが、十分可能性のあるシナリオであることは歴史が証明しています。と、W杯トレビアっぽくなってしまいましたので、この辺りで。

0 件のコメント: